クローゼットを組み込んだ壁面収納で、子供部屋の間仕切りを実現。

これまで1間の子供部屋を兄弟で使ってきたのですが、両面から使えるクローゼットを組み込んだ壁面収納で2間に間仕切りました。兄弟それぞれの使い方に合わせた設計で、快適な子供部屋を実現しました。

間仕切りと収納の２役を果たす、機能的なクローゼットを組み込んだ壁面収納。

ご兄弟それぞれのお部屋に、クローゼットが必要だったので間仕切りとして壁面収納に組み込むプランをカタチにしました。限られた収納スペースを上から下まで有効活用出来るクローゼットを設計。上段にはリフター付きのハンガーラックを組み込みました。取手を引くだけで、簡単に上げ下ろしが出来るため、高い位置の収納スペースを無理なく使えます。

その下には、小物や衣類を収納するための引き出しを配置、一番下にはバッグを収納するためのオープンスペースを作りました。

このオープンスペースは、ご両親の要望が反映されていて、通学用バッグや部活の道具はサイズや量もさまざまなので、あえてオープンスペースに収納できるようにしました。

それぞれのクローゼットの背面は、反対のお部屋の壁面となっています。そこには、バックや洋服をかけるためのフックを取り付けて、壁面も収納スペースとして活用できます。

「長女の部屋には、姿見のあるクローゼットを。」

「長女の部屋には姿見が欲しい」というご両親のご要望がありましたので、クローゼットの扉には鏡をつけました。鏡を置くスペースを節約出来た上、鏡の効果でお部屋が広く感じられるので、開放感のあるお部屋を実現できました。

「次男の部屋には、オープンタイプのクローゼットを。」

「次男のお部屋には、男の子なので扉がない方が片付けをしやすいだろう」と、ご両親の配慮から、あえて扉を付けないオープンタイプのクローゼットにしました。
使い方に合った、実用的な収納スペースができました。

ご兄弟それぞれの、性格や好みを考慮した機能やデザインを反映することで、お互いに快適なプライベート空間を実現しました。　

オーダー家具を選択した理由は？

『子供部屋は将来、2間に間仕切ることが出来るハウスメーカーのプランが気に入って、これまでは一間の子供部屋を兄弟で使っていました。長女、次男だったので、成長するにつれてロールカーテンを使って、部屋を間仕切っていました。そろそろ、きちんと2間に分けようと思い、ハウスメーカーに相談していたのですが、同時に他の方法も検討しいてみようと情報収集していました。そんな時に、オーダー家具で出来ないのかな？と思ったのがきっかけでした。
収納ラボのショールームで、子供部屋の間仕切りについて相談してみると、自由度が高く私たちの要望を叶えるプランが可能だったので、お願いすることにしました。』

完成したオーダー家具について感想をお聞かせください。

『長女、次男それぞれの性格や使い方を考慮した設計が出来たので、これまでよりも使いやすい子供部屋になって子供たちも喜んでいます。それと、もともと2間だったのかと思うほど違和感のない仕上がりと、素材やパーツの選択、デザインに妥協せずに私たちの要望を叶えることが出来たので、とても満足しています。』

担当コーディネーターのコメント

お部屋を間仕切る場合、壁面収納を設置するための条件を十分に検証する必要があるのですが、設計段階から、いずれ間仕切りを入れる予定のお部屋でしたので、壁面収納を設置するための条件としては問題ありませんでした。そのため、クローゼットとしての使いやすさの検証に注力しました。

ご両親の要望をもとに、ご兄弟それぞれの個性にあった機能とデザインをご提案しました。
クローゼットの位置を左右で入れ違いにすることで、壁面収納の奥行きを必要最小限に設計することで、お部屋をなるべく広く使えるようにしました。

オーダーメイドなので、お子様の体格や収納するものサイズ、使い方などさまざまな条件を考慮して、最適な収納をカタチにいたします。

【他の間仕切り収納の実例】
●両側から使える壁面収納を子ども部屋の間仕切りに。

オーダー家具のサイズ表

壁面収納

横幅

1853mm

高さ

2498mm

奥行き

630mm

オーダー家具の仕様表

建物のタイプ

戸建

お部屋のタイプ

子供部屋