狭いマンションの収納ガイド!誰でも簡単にスッキリ片付けられて広く見せるポイントは?
住宅事情はライフステージが変わるにつれて、変化します。
便利の良い都会へのお引越しや、一軒家からマンションへのお引越しなどで、今まで住んでいたところよりも狭い家に住む選択をする方もいらっしゃるでしょう。
そんなときに頭を悩ませるのが収納ですよね。
片付けようにも場所がなければ始まらず、収納場所の確保から始めている人も多いのではないでしょうか?
今回は特に狭いマンションにおすすめしたい収納術をご紹介します。
マンションでも上手に片付けられるコツを覚えて、暮らしやすいお家をつくりましょう。
マンションでも使える!狭い家の収納で使える6つのワザ
限られた空間の中でスッキリ収納を行うための、6つのワザをご紹介します。
スペースが限られてしまうマンションでこそ使って欲しいワザです。
簡単に取り入れられるものもありますので、収納でお困りの方は参考にしてみてください。
(1)収納は立体的に!
マンションの収納を考えるときには、できるだけ床面積を使わないものを意識して選びましょう。
居住空間となるスペースに収納家具が張り出してしまうと、より部屋が狭く感じてしまいます。
収納は上方向へ立体的にするのがおすすめです。
壁にラックをつける、突っ張り棒で棚をつくる、背の高い家具を使うなどすると良いですね。
ただし、大きすぎる収納家具は、圧迫感を生んでしまいさらに部屋が狭く見えてしまうので、避けるのがベターです。
(2)デッドスペースをつくらない!
スペースが限られたマンションでは、空間を可能な限り有効活用することが大切です。
家具と家具の間や、家具の死角になっている部分など、無駄に空いてしまったデッドスペースをなくすよう心がけましょう。
部屋にぴったりサイズの収納を置いたり、スリムな収納家具を置いたりと、少しのスペースでも収納場所にしてあげると、部屋が散らかりにくくなりますよ。
オーダー家具なら部屋ぴったりサイズにつくれる
部屋のサイズに合わせて設計されるオーダー家具なら、デッドスペースが生まれません。
梁や柱があってうまく収納家具を配置できない場合も安心です。
狭い家だからこそ、オーダー家具で片付けたいものを全て収納できる理想の家具をつくることを検討するのも一つの手です。
(3)クローゼットの中はカスタマイズする!
ウォークインクローゼットなどの備え付けのクローゼットがあるマンションの場合、充分に使いこなせていますか?
クローゼットは多くの場合、ハンガーを掛けるためのバーがついているだけですが、これでは洋服を掛けるだけの場所になってしまいます。
バーの上部に棚や突っ張り棒を設置したり、洋服の下に引き出しなどの収納棚を置くと、よりたくさんのものを収納できますよ。
(4)収納の中身は整理整頓
収納家具を置いたら、その中にものをとにかく詰め込んでいるという状態になっていませんか?
これでは収納家具を100%使いこなせているとは言えません。
小物を収納するときには、仕切りやケースなどで整理整頓して、どこに何が入っているかわかる状態にしましょう。
整理整頓することで、今まで無駄になっていたスペースも有効活用できるので、よりたくさんのものを収納できるようになるかもしれませんよ。
家具は収納するものに合わせて選ぶのがベスト
収納家具に合わせてどこに何を入れるかを考える人が多いですが、実は逆のほうが片付けがうまくいきます。
収納したいものに合わせて家具を選び、マンションでも片付けがしやすく散らかりにくい部屋をつくれます。
収納家具を揃える場合は、どこで何を使うのか、そこにはどんな収納が必要かを先に考えてみましょう。
(5)見せる収納も使える!
収納と聞くと、どうしても隠したり見えなくしたりするものをイメージしてしまいますが、飾るように収納する”見せる収納”も活用してみましょう。
飾り棚やガラスケースなどに小物を並べるだけで、収納しながらインテリアとして魅せられます。
写真やフィギュアなどは定番ですが、本や雑誌なども飾り方によってはインテリアの一つになるので、ぜひ実践してみてください。
(6)収納家具やインテリアは明るい色を選ぶ!
狭いマンション部屋の場合、視覚的な効果で空間全体を広く見せるのもテクニックの一つです。
例えば、明るい色味の収納家具やインテリアを選ぶと、空間を広く見せられます。
大型の家具はもちろん、ソファやカーテン、ラグなどの色を考えてインテリアコーディネートをしてみましょう。
マンションで使える収納の工夫を場所別・アイテム別で解説
では実際にどんなものをどんなふうに収納すれば良いのでしょうか?
ここからは部屋ごと、アイテムごとに簡単に真似できる収納方法についてご紹介します。
狭いキッチンは“整理整頓”で片付ける
ものが多くすぐに散らかってしまうキッチンは、引き出しや棚など収納の中身を整理整頓しましょう。
キッチンに収納するものは、カトラリー、調理器具、食器類などが主ですね。
同じ仲間は同じ仲間と一緒に収納すると、形が揃いやすく収納しやすくなります。
100円ショップなどで売っているケースや仕切りを使って細かいアイテムを片付けたり、段差をつくったりすると、中身が見やすく片付けがしやすくなりますよ。
また、毎日使うものなど使用頻度が高いものは手が届きやすい場所や取り出しやすい場所に収納します。
また、キッチンに収納するものはどうしても気がつくと量が増えている場合も。
定期的に見直し、不要なアイテムは処分する機会をつくりましょう。
片付けやすい収納にすることで、散らからず生活感が出にくいですよ。
リビングボードは“収納力”で選んで
家族がもっとも長い時間を過ごすのは、リビングではないでしょうか。
そんなリビングこそ、居住スペースの確保が大切です。
しかし、そのぶんリビングにはたくさんのものが。
ソファやローテーブルといった大きめの家具はもちろん、テレビやオーディオなど、ゲームやDVDなどひとまとめにしておきたいアイテムが集まるエリアです。
こまごまとした日用品なども、リビングで管理する場合が多いでしょう。
そんなリビングの収納は、収納力で選びましょう。
掃除機や先述したテレビやオーディオなど、大きく、収納場所を選ぶアイテムが多いのもリビングの特徴です。
たっぷりとした収納力を持ち、かつ使いやすい収納を選ぶのがベストです。
クローゼットやお風呂は“置かない収納”が使える
家具を置くことだけが収納対策ではありません。
どこかに吊るしたり引っ掛けたりして床に置かない、という収納もあります。
部屋の上部にある空間を利用をできるので、部屋の床スペースが確保できるため狭い部屋にもゆとりができます。
例えばクローゼットは収納ケースをいくつも置くよりも、ハンガーを使って掛ける方がスマートに収納できます。
お風呂場や洗面所は浮かせる収納を使うことで、掃除がしやすくなりますよ。
狭い部屋ではできるだけ床が見えるように収納すると部屋が広く見えるので、ぜひ実践してみてください。
洗面所などの機能性優先のエリアの収納の工夫なら、こちらの記事がおすすめです。
収納のお悩みにはオーダータイプの壁面収納
「さまざまな工夫をこらしてみたけれど、いまいちスッキリしない…」
そんなマンション収納のお悩みにに、アイデアの一つに加えたいのがオーダータイプの壁面収納です。
マンションの限られた空間を最大限に活用できる、壁面収納もアイデアに加えてみましょう。
オーダータイプの壁面収納は、一つの家具の中に複数の機能を入れることができます。
たとえばロボット掃除機の基地や、テレビやデスク、ソファを組み込んだ事例も。
いくつもの家具を集約できるので、部屋全体がスッキリとします。
もちろん、デッドスペースなく収納空間をつくれるので、収納力も抜群。
オーダータイプであれば、部屋のサイズに合わせて設計できるので、マンションでも安心です。
マンションにぴったりサイズのオーダー家具で、スッキリ収納しましょう。
壁面収納は収納スペースを確保するだけでなく、インテリアコーディネートにも役立ちます。
収納家具を増やしすぎて狭い家がより狭くなっているなどの場合には活躍してくれますよ。
オーダー家具については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
作り付け家具のメリットとデメリットまとめ。向いているのはどんな人?
オーダータイプの壁面収納ならアイデアも無限大
たとえばこちらの事例では、本棚の中にソファを組み込んだ、まるで秘密基地のような様相をしています。
収納力も抜群ながら、本棚としての機能も優秀なこちらの壁面収納。
ソファやデスクまで一体化しました。
部屋全体の印象にもまとまりが出て、すっきりとこなれた洗練さが感じられますね。
本棚の中でくつろぎたい。そんなイメージを叶えたリビング収納。
狭いマンションも収納次第で快適に!
今回はマンションにおすすめしたい収納のコツをご紹介しました。
またエリアごとに収納の工夫アイデアも合わせてピックアップ。
特に狭いマンションにこそおすすめしたいのが、オーダータイプの壁面収納です。
できるだけ居住空間を確保しながら、片付けやすい収納を検討してみてください。
壁面収納の気になるポイントをまとめた記事はこちらです。
ぜひ合わせて読んでみてはいかがでしょうか。
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