北欧の寝室をヒントに!寝心地のよいオシャレなインテリアへ

北欧の寝室をヒントに!寝心地のよいオシャレなインテリアへ

心地よい暮らし
北欧の寝室をヒントに!寝心地のよいオシャレなインテリアへ

1日の睡眠時間が8時間だとすると、人生の3分の1を睡眠時間に費やしていることになります。
心と身体を整えるためにも、良質な睡眠を心がけたいものです。
北欧では夏と冬で日照時間に大きな違いがあり、心地よく過ごすための住空間だけでなく、質の高い睡眠にも関心が高いです。
本日は北欧で拝見した寝室インテリアをヒントにオシャレで心地よい寝室のアイデアを紹介します。

 

北欧の睡眠と寝室事情

緯度の高い北欧では、夏は夜中まで明るい時間が続き、やっと太陽が沈んだかと思ったら朝日が登り出します。
このような場面では体内時計が乱れやすく睡眠の質に影響が出ると言われています。

夏にフィンランドのお宅を訪れた際には、二重窓の間に埋め込まれたブラインドとカーテンを重ねて使用し、アイマスクも着用することを勧められました。
また寝室のインテリアも睡眠の質と心地よさに配慮し、お気に入りの清潔なリネンでベッド周りを整えていると話してくれました。
宿泊した寝室は柔らかなペールトーンの色調で重たベッドリネンと窓辺の木々がとても心地よく感じられぐっすり眠れたことを覚えています。

北欧インテリアのポイントは手入れのしやすいシンプルな空間でありながら、厳選されたお気に入りのもの選びにあると考えます。

 

リラックスできる寝室を作る北欧流インテリアのヒント6つ

⒈淡い色味のレイヤー使いと大胆な柄のコントラスト

 

北欧には大胆でステキなデザインのファブリックブランドが多数あります。
大柄なデザインは一見取り入れるのが難しい?!と思われがちですが、北欧デザインは幾何学模様を始め、自然モチーフなどシンプルなデザインが多くインテリアに調和しやすいです。

大胆なファブリックを手軽に取り入れるにはポイント使いがおすすめです。
例えばクッションカバーやランチョンマットやテーブルライナーなどのアクセントとして、広域ではマルチカバーとしてソファーやテーブルクロスとして使用するのもおすすめです。

ご自分の感性に合ったデザインを選んで取り入れてはいかがでしょうか。

 

2.サステナブルな自然素材を選ぶ

 

サステイナブル先進国の北欧では、住空間でも自然素材を好んで取り入れます。
寝室も同様に肌が直接触れるベッドリネンは天然素材にこだわり選ぶ傾向があります。
私の家でもベッド周りはリネン素材を採用しています。
リネン素材は耐久性が高く、洗濯しても乾きやすい特徴があります。
また使い込むほどに肌馴染みが良くなります。
実際に5年以上使用していますが、まだまだ丈夫で型崩れもありません。
本物を長く使うタイムレスなモノ選びは、インテリアであっても北欧がお手本になっています。

 

3.北欧発のイノベーションアイテムをインテリアにも

北欧はインテリアもタイムレスを意識したモノ選びをすることをお伝えしましたが、これは革新がないわけではありません。
北欧はイノベーションに富んだ国です。睡眠の質をテクノロジーの力で整える考え方も浸透しています。
例えば睡眠の質を計測するリングやデジタル耳栓など、北欧発の面白いアイテムもあります。
インテリアでは、持ち運びができ触れるだけで調光が可能なLED照明が北欧ブランドでもたくさんあります。
取り入れやすいアイテムなので、気軽に枕元へ置いて使ってみてはいかがでしょう。

4.照明と香りの効果

北欧インテリアでは灯りが重要なことを幾度とお伝えしていますが、寝室でも照明は重要です。
照明の色味は青白い蛍光灯色よりリラックス効果がある電球色を選びましょう。
イメージはキャンドルの灯りのような落ち着いた色味です。
寝室全体を照らす照明とは別に手元を照らすスタンドライトを加えます。
北欧では照明の多灯使いがインテリアで多く見られますが、光源の重なりがインテリアに奥行きを出しドラマティックな空間演出に期待できます。
また、アロマやお香を使ってリラックス効果を高めるのもお勧めです。
火をつけることが心配な方はアロマミストをシュッと一吹きするのもお勧めです。

手元灯の明るさは調光機能があると用途に合わせ光が選べるので便利です。
お店で選んだ時は大丈夫だったのに…とならないよう眩しさには十分気をつけて選んでください。

 

5.壁面にはアートを取り入れる

インテリアをより魅力的にするためには、壁面にも工夫を凝らしましょう。
日本の一般住宅では欧米に比べアートを取り入れることにハードルがあるように感じます。
例えば子どもが書いた絵や、旅先で入手した絵葉書も額装して飾れば立派なアートになります。
アートを壁面に飾ることでインテリアのフォーカルポイントとなり寝室の印象アップにつながります。

6.植物を取り入れる

北欧では自然と暮らしが身近にあります。日本の住宅事情を考えると窓から美しい緑が見えることは難しいかも知れません。
しかし小さな鉢植えでも、水差しに無造作に挿した切り花でも構いません。
部屋の中にインテリアグリーンがあるだけでほっと落ち着きリラックスした気分になります。
サステイナブルな天然素材と植物は親和性があるのでインテリアに馴染みやすく初心者でも取り入れやすいアイテムです。

いかがでしたか、ぐっすり眠れる寝室は同時に心地のよい空間でもあります。
北欧のコンセプトを取り入れて快適でオシャレな寝室を作ってみませんか。

 

心地よい暮らし・ライタープロフィール

新倉暁子(ニイクラアキコ)

インテリアコーディネーター・北欧ライフスタイル研究家・整理収納アドバイザー。

住空間を整える時”どんな暮らしがしたいのか”思考の整理が大切だと考える。

幸福度の高い北欧視察をきっかけに、北欧ライフスタイルから片付け収納に至るまで「ここちよい暮らし」を発信している。

「片付けられない女」の経験を活かした片付け講座、個人向け片付けサポート、コラム執筆、イベント企画等をおこなっている。

東京都内在住、夫と子供とワンコのマンション暮らし。

■HP
http://studio-cozy-home.com
■ブログ「北欧×片付けLAGOM私が決めるライフスタイル」
https://ameblo.jp/dear0412
■note
https://note.com/lagomstyle
■インスタグラム
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