新築なのにリビングに収納がない?後付けで解決するおしゃれな収納アイデア実例集
新築のリビングに収納がなく、散らかる部屋にお悩みの方へ。
後付けで解決するおしゃれな収納アイデアを解説します。
動線を守り、すっきり片付く理想の空間を作る方法が分かります。
新築のリビングに収納がないと起きる問題は?

念願のマイホームに入居していざ生活を始めてみると、
- 「リビングに収納を作るのを忘れていた」
- 「思っていた以上に物が溢れて片付かない」
と気づくケースは少なくありません。
リビングは一番物が散乱しやすく掃除がしにくくなる場所
リビングは家族全員が集まり、それぞれの私物が持ち込まれやすい場所です。
ここに適切な「物の定位置」となる収納がないと、帰宅後のバッグや上着、届いた郵便物などがダイニングテーブルの上やソファ、床に直接置かれる「とりあえず置き」の状態が常態化してしまいます。

収納不足が引き起こす具体的な問題点は以下の通りです。
| 散らかりがちなアイテム | 発生しやすい状況 | 生活への悪影響 |
|---|---|---|
| 郵便物・プリント類 | テーブルやカウンターに積まれる | 重要な書類の紛失や、食事のたびに片付けるストレスが発生する |
| 上着・カバン | ソファや床に放置される | くつろぐスペースが浸食され、部屋が狭く感じられる |
| 子供のおもちゃ | 足の踏み場がなくなる | 転倒の危険性や、急な来客時に隠す場所がなく慌てることになる |
| 掃除用具・日用品 | 出しにくい場所に追いやられる | 取り出すのが面倒になり、掃除や片付けの頻度が下がる |
後付け収納を上手く活用するための考え方


収納がないことを「設計ミス」と捉えて後悔するのではなく、「後付けだからこそ得られる自由度」に目を向けることが解決への第一歩です。
壁一面の作り付け収納(造作家具)は収納力が高い反面、一度設置すると容易に移動することが出来ず、部屋のレイアウトを変更しずらいという側面があります。
対して、収納がないリビングはライフスタイルの変化に合わせて家具の配置や収納量を柔軟に変更できるという大きなメリットを持っています。
例えば、子供が小さいうちはおもちゃ収納をメインにし、成長したらスタディースペースや観葉植物を置くスペースに変えるといった変更も容易です。
後付け収納を選ぶ際に確認すべき2つのポイント
新築のリビングに収納家具を後付けする場合、単に収納量が増えれば良いというわけではありません。

選び方を間違えると、部屋が狭く感じられたり、せっかくの新築住宅を傷つけてしまったりする恐れがあります。
ポイント1.リビングの動線を妨げないサイズと配置

リビングは家族が最も頻繁に行き来する場所であるため、生活動線を確保することが最優先です。
必要な通路幅と家具の奥行き
一般的に、人が一人で通過するためには約60cm、
すれ違うためには約90cm~120cmの幅が必要とされています。
リビングテーブルやソファと収納家具の間が狭すぎると、引き出しを開けたときに体がぶつかったり、掃除機がかけにくくなったりします。
特にリビングがそれほど広くない場合は、奥行きが40cm前後の薄型収納を選ぶと、
圧迫感を抑えつつ動線を確保しやすくなります。
隠す収納と見せる収納のバランス
リビングには、書類や文房具、常備薬などの細々した生活用品が集まります。
これらをすべてオープンラックに並べると雑多な印象になりがちです。
一方で、すべてを扉付きの棚で隠すと無機質で圧迫感が気になる場合もあります。
おすすめは、ごちゃごちゃしやすい物は扉や引き出しの中に隠し、
お気に入りの雑貨や写真はオープン棚に飾るというスタイルです。



隠す部分と見せる部分のメリハリをつけることで、生活感を適度に消しながらインテリア性を高めることができます。
壁面を有効活用する後付け収納アイデア
新築のリビングで収納不足を解消するための最大の鍵は、限られた床面積を減らさずに「縦の空間」を有効に使うことです。
用途やインテリアに合わせて選ぶ収納のスタイル。
リビングの動線を邪魔しないためには、最適な奥行きの収納家具を選ぶのが鉄則です。
扉のないオープンタイプの収納家具なら、開放的で圧迫感を軽減したディスプレイを兼ねた収納を実現できます。
また、扉をつけた収納家具の場合は生活感を軽減できます。気になる圧迫感も、色や素材を工夫することで軽減できます。
| タイプ | 特徴 | おすすめの収納物 |
|---|---|---|
| オープンキャビネット型 | 扉がなく開放的 圧迫感が少ない | 本、観葉植物、写真立て、ディスプレイ雑貨 |
| 扉付きキャビネット型 | 中身を隠せるため生活感を消せる | 書類、日用品のストック、救急箱、文房具 |
飾り棚を取り入れたおしゃれな見せる収納

収納とは「隠す」ことだけではありません。
お気に入りの雑貨や頻繁に使う小物をあえて「見せて」収納するスタイルを取り入れることで、
殺風景になりがちな新築リビングに彩りと実用性を加えることができます。
テレビボードと一体化した大型収納の活用

テレビの上部や左右にキャビネットを備えた壁面収納は、リビングに散乱しがちな細々したものをスッキリ収納することができます。
扉付きの収納部分が多いデザインを選べば、急な来客時でも扉を閉めるだけですっきりとした空間を演出できます。
壁面全体を覆う大型家具は圧迫感が出やすいため、選び方には注意が必要です。
壁の色に近いホワイト系を選んで壁と一体化させたり、
一部にガラス扉やオープン棚が含まれているデザインを選んだりすることで、
視覚的な重さを軽減できます。
リビング全体の統一感を損なわずに大容量の収納を確保するには、
家具の素材感や色味を床や建具(ドア)と合わせることが重要なポイントです。
デッドスペースを活かす隙間収納のテクニック
新築のリビングで「収納が足りない」と感じたとき、
まず目を向けるべきは・・・デッドスペースです。

対面式キッチンのある新築住宅では、キッチンカウンターの下がデッドスペースになりがちです。
ダイニングテーブルを横付けしていない場合は、このカウンター下に薄型収納を設置するのがおすすめの解決策です。
カウンター下収納には、文房具、薬箱、郵便物、お子様の学習用品など、リビング・ダイニングで散らかりがちな小物をまとめて片付けることができます。

選ぶ収納タイプによってメリットが異なるため、以下の表を参考にライフスタイルに合ったものを選定しましょう。
| 収納タイプ | 特徴とメリット | おすすめの収納物 |
|---|---|---|
| 引き戸タイプ | 扉を開けるスペースが不要で、テーブルや椅子の近くでも使いやすい 中身を隠せるため見た目がすっきりする | 日用品のストック、書類、 掃除用具、薬箱 |
| 開き戸タイプ | 開口部が広く、物の出し入れがしやすい ただし、扉を開くための手前のスペースが必要になる。 | 食器、大きめの雑誌、アルバム |
| オープンラック | 扉がなく、ディスプレイとして活用できる 出し入れのアクションが少なく、子供でも使いやすい | 本、おもちゃ、観葉植物、 写真立て |
| チェスト(引き出し) | 細かいものを分類して収納するのに適している 中身が見えないので雑多な小物も放り込みやすい | 文房具、印鑑、電池、 カトラリー |
散らかりがちな物をすっきり片付ける収納実例
新築のリビングで快適に過ごすためには、大型家具の配置だけでなく、日々増え続ける細々した物の管理が欠かせません。
特に小さなお子様がいるご家庭や、書類などの紙類が多いご家庭では、
物の「定位置」を決めることが散らかり防止の決定打となります。

生活感が出やすいアイテムをすっきりと、かつおしゃれに片付ける具体的なテクニックをご紹介します。
子供のおもちゃをおしゃれに隠す収納

リビングにおもちゃが散乱していると、せっかくの新築も雑然とした印象になってしまいます。
しかし、子供にとって片付けが難しすぎる収納方法は長続きしません。
インテリア性を保ちながら、子供が自分で片付けられる仕組みを作ることが重要です。
放り込むだけの「ざっくり収納」でもストレスフリーに
細かく分類しすぎる収納は、子供にとっても親にとっても維持するのが大変です。
リビングには蓋付きのバスケットや大きめのソフトボックスを用意し、
放り込むだけで片付けが完了する仕組みを取り入れましょう。
急な来客時でも、とりあえずボックスに入れて蓋をしてしまえば、
すぐに整ったリビングを取り戻せます。

収納ボックスを選ぶ際は、プラスチック製の透明なケースよりも、
天然素材やファブリック素材のものを選ぶと新築のリビングによく馴染みますよ。
ラタン(籐)や竹、キャンバス地などの素材は温かみがあり、出しっぱなしにしていても家具の一部のように見せることができます。
色味を床や建具と合わせることで、視覚的な統一感が生まれ、部屋を広く見せる効果も期待できます。
書類や日用品を整理するキャビネットの選び方
リビングテーブルやカウンターの上に積み重なりがちな
郵便物、学校のプリント、そして爪切りや文房具などの日用品。
これらは「とりあえず」置いてしまうことで、あっという間に生活感の温床となります。

スマートに隠すためのキャビネット選びと使い方のコツを見ていきましょう。
生活感を軽減する扉付き収納の活用
見た目にスッキリとしたインテリアを実現したいなら、中身が見えない
「扉付き」のキャビネットやサイドボードが最も効果的です。
特に書類関係は、背表紙の色やサイズがバラバラで雑多な印象を与えやすいため、
A4サイズのファイルボックスごと収納できる奥行きのある扉付き棚を選ぶことが重要です。
扉を閉めれば壁面と一体化し、すっきりとした空間を維持できます。
引き出し内をトレーで仕切って定位置管理
キャビネットの引き出しには、文房具、薬、電池、爪切りなどの細々した日用品を収納します。
この際、ただ入れるだけでは中で物が混ざってしまうため、市販の整理トレーを使って空間を区切ることが必須です。
「ここにはペン」「ここには体温計」と住所を確定させることで、家族全員が「使ったら戻す」を実践しやすくなります。
ダイニングテーブル周りの散らかりを防ぐワゴン収納
リビング学習やテレワークを行う場合、テーブルの上が作業道具で埋まってしまうことがあります。
そこで役立つのがキャスター付きのワゴンです。
作業中は手元に引き寄せ、食事が始まるときや来客時には部屋の隅やクローゼット内に移動させることで、テーブルの上を常に何もない状態に保てます。

リビングで迷子になりやすい小物類と、その解決策となる収納場所の例を以下にまとめます。
| 散らかりやすい物 | 定位置のアイデア | 整理のコツ |
|---|---|---|
| 郵便物・DM | 一時置き専用トレー | 「要確認」「保存」「廃棄」をその場で仕分け、未処理の書類が溜まらないようにします。 |
| リモコン類 | ソファ横のポケット・専用スタンド | 複数のリモコンをまとめて立てて収納し、テーブル上の占有面積を減らします。 |
| スマホ・充電器 | ケーブルボックス付きスタンド | 配線のごちゃつきを隠しながら充電できるステーションを設けます。 |
| 常備薬・サプリメント | おしゃれなブレッドケース | キッチンカウンターや棚の上に置いても違和感のないデザインケースに隠します。 |
このように、散らかりがちなアイテムそれぞれに対して
「隠す場所」と「戻しやすい仕組み」を用意することで、
収納が少ない新築リビングでもモデルルームのような美しさを保つことが可能になります。
まとめ
新築リビングに収納がなくても、動線や壁への設置方法に配慮した後付けアイデアで解決できます。
壁面やデッドスペースを有効活用し、インテリアに合う収納を取り入れれば、
散らかりにくい快適でおしゃれな空間を実現できます。
みんなのオーダー家具を見る