キッチン吊り戸棚の後付け”DIYはヤメて!”自作のデメリットとオーダー家具がおすすめな理由

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キッチン吊り戸棚の後付け”DIYはヤメて!”自作のデメリットとオーダー家具がおすすめな理由

この記事では、DIYの落とし穴と、安全・確実なオーダー家具での後付けが「最適な理由」「費用」「選び方」をまとめました。

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そもそもキッチンの吊り戸棚は後付けできるのか

結論から言うと、多くの場合で後付けは可能です。

ただし壁の構造、下地の有無、設置スペースなど、事前に確認しておくべき条件がいくつかあります。

✅後付けが可能な条件とは

吊り戸棚を後付けできるかどうかは、壁がその重さに耐えられるかが全てです。

以下の4つを満たしているか、まず確認してみてください。

  • 壁の構造と下地の有無(吊り戸棚はかなりの重量があるため、壁の内部に「下地」と呼ばれる木材や軽量鉄骨がある場所に固定する必要があります。)
  • 十分な耐荷重(収納する食器や調理器具の重さも考慮して、壁が総重量に耐えられる強度を持っているか、プロに判断してもらうのが確実です。)
  • 設置スペースの確保(レンジフードや窓、換気扇、照明器具との干渉がないか。扉の開閉に支障がないか。事前に測量しておく必要があります。)
  • 電気配線や水道管の位置(昇降式など電気を使うタイプを検討しているなら、近くにコンセントがあるかも確認ポイント。壁の内部に水道管が通っていないかも要チェックです。)

マンションと戸建てで異なる施工のポイント

住居タイプによって注意すべきポイントがかなり違います。

項目マンション戸建て
壁の構造石膏ボード鉄筋コンクリート造が多く、専用。共有部分の壁に穴を開けるなら管理規約の確認が必須です。木造や鉄骨造が多く、比較的下地の位置が特定しやすい傾向にあります。構造体への影響を考慮した補強は必要です。
管理規約・制約管理組合の規約で壁への穴あけや構造変更が制限されていることがあります。事前に必ず確認してください。所有者の判断で比較的自由にリフォームできます。ただし構造に影響する工事はプロに相談した方が安心です。
施工の自由度共有部分への影響や防音性への配慮から、施工の自由度は低めです。比較的自由度が高く、希望に応じた設計・設置がしやすい。
将来的なリフォーム大規模修繕計画など、マンション全体のスケジュールに影響されることがあります。個別のリフォーム計画に合わせて、吊り戸棚の配置や交換を検討しやすいです。

✅壁の構造別に見るポイント

先ほど触れた「下地」や「耐荷重」の話にもつながりますが、住居の壁がどんな構造でできているかによって、吊り戸棚の後付け難易度はかなり変わってきます。

代表的な3つの構造について、それぞれの特徴を整理しておきましょう。

マンションに多い構造です。コンクリートの壁は強度自体は申し分ないのですが、固定には振動ドリルやコンクリート用アンカーといった専用工具が必要になります。

さらに、外壁や戸境壁など「躯体」にあたる部分は共有部分扱いになるため、原則として穴あけはNG。

室内側の間仕切り壁(多くは石膏ボード+軽量鉄骨下地=LGS)に固定するケースが一般的です。

マンション・戸建ての両方で見られる構造です。柱や梁は鉄骨ですが、壁自体は石膏ボード+軽量鉄骨下地で組まれていることが多く、施工方法はRC造の間仕切り壁に近いです。

軽量鉄骨の下地はピッチ(間隔)が決まっているため、固定位置の自由度がやや低い点には注意が必要です。

マンションの場合、壁がコンクリートだと、専用の工具や技術が必要になります。

共有部分である壁への工事は、管理組合の承認が必須なので忘れずに。

✅賃貸物件で吊り戸棚を後付けする場合の注意点

賃貸にお住まいの場合、吊り戸棚の後付けは基本的におすすめしません

原状回復義務があるので、壁に穴を開ける工事は原則NGなんです。

それでもどうしても設置したい場合は、以下の点に注意してください。

  • 管理会社・大家への事前確認は必須
    工事前に必ず管理会社か大家さんに相談し、書面で許可をもらってください。無許可での工事は退去時に高額な原状回復費用を請求される原因になります。
  • 原状回復義務の理解
    退去時に借りたときの状態に戻す義務があります。吊り戸棚の設置は壁に穴を開けるため、原状回復がかなり難しいです。許可を得ても、退去時の撤去費用や壁の補修費用は自己負担になる可能性が高いです。
  • 壁へのダメージを最小限に
    許可が得られたとしても、壁へのダメージを最小限に抑える方法を検討しましょう。ただし吊り戸棚の強度を確保するにはどうしても壁への固定が必要で、DIYでの設置はリスクが高いです。
  • 代替案の検討
    壁に穴を開けない突っ張り棒タイプや床置き型の収納も選択肢に入れてみてください。高い位置での収納力は限定的ですが、原状回復のリスクがゼロで済みます。

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吊り戸棚の後付けDIYをおすすめしない5つの理由

吊り戸棚のDIYは、一見簡単そうに見えてリスクだらけです。

安全性や仕上がりの面で、やめておいた方がいい理由を5つ挙げます。

❌石膏ボードへの固定では強度が確保できない

日本の住宅の壁は、ほとんどが石膏ボードです。

この石膏ボード、壁の表面を覆うための建材であって、重いものを吊り下げる強度はありません

石膏ボードに直接固定しても耐えきれず、落下する危険性が高いです。

専用アンカーを使っても長期的な耐荷重には限界がありますし、地震の揺れで破損するリスクも否定できません。

❌下地の位置を正確に見つけるのが難しい

安全に設置するには、壁内部の木材の下地にしっかり固定する必要があります。

ただこの下地の位置、DIYで正確に見つけるのがかなり難しいです。

下地を外した場所にネジを打つと、石膏ボードに負荷が集中して棚の落下につながります。

❌重量のある棚の設置作業は二人以上が必須で危険

キッチンの吊り戸棚、見た目以上に大きくて重いです。

これを頭より高い位置に持ち上げて、正確にネジ固定する作業を一人でやるのはまず無理。

最低でも二人以上での作業が必須です。

❌採寸や水平出しのミスが仕上がりに直結する

吊り戸棚の設置には、ミリ単位の正確な採寸と完璧な水平出しが欠かせません。

少しでもずれると、棚が壁に収まらなかったり隙間ができたりします。

専門的な知識と経験、専用の道具がないと精度の高い施工は難しいです。

❌失敗した場合の壁の修復費用が高くつく

DIYで失敗して壁に大きな穴を開けてしまったら、壁の補修やクロスの張り替えが必要になります。

結局プロに修復を頼むことになり、最初から依頼するより高くつくケースが少なくありません。

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既製品の吊り戸棚を後付けするときの落とし穴

「じゃあ既製品を買って業者に取り付けてもらえばいいのでは?」と思いますよね。

既製品は手軽に買えますが、後付けとなるとサイズやデザインで苦労するケースがあるんです。

❌規格サイズがキッチンのスペースに合わない

既製品は一般的なキッチン規格に合わせて作られています。

でも実際のキッチンって、梁があったり窓枠が邪魔だったり、規格通りにいかないことの方が多いんですよね。

サイズが合わないと無駄なデッドスペースが生まれます。

❌インテリアの雰囲気とデザインが馴染まない

既製品はデザインやカラーバリエーションが限られています。

既存のキッチンキャビネットと色味や素材感が合わないと、そこだけ浮いてちぐはぐな印象になるんです。

❌昇降式など機能付きタイプは取り付け難易度が上がる

電動で棚板が昇降するタイプ、便利そうですよね。

ただ取り付けには電気配線工事が必要なこともあり、DIYではほぼ不可能です。

専門知識なしで無理に取り付けると、故障だけでなく感電や落下の危険性もあります。

オーダー家具で吊り戸棚を後付けするメリット

DIYも既製品もイマイチとなると、残る選択肢はオーダー家具です。

安全性・仕上がり・満足度を考えると、結局これが最適解だと思っています。

⭕️ミリ単位でサイズ指定ができるからジャストフィット

オーダー家具の最大の強みは、キッチンの空間にミリ単位で収まるサイズを実現できる点です。

梁や配管、窓枠のような障害物があっても、それを避けて設計してもらえます。

⭕️カラーや素材を既存キッチンに合わせて統一できる

既存のキャビネットや扉、ワークトップの色・素材・質感に合わせてオーダーできます。

吊り戸棚だけ浮いてしまう心配がありません。

⭕️収納する物に合わせた棚板の高さや仕切りが設計できる

収納したい食器やボトル、調味料のサイズに合わせて棚板の高さや仕切りを自由に決められます。

「ここにこれを置きたい」がそのまま形になるので、使い勝手が格段に良くなります。

⭕️プロの施工で耐荷重と安全性が保証される

オーダー家具の設置は、専門の職人が壁の下地を正確に判断して施工します。

耐荷重を考慮した安全な固定が保証されるので、地震時の落下リスクも最小限に。

保証制度が整っているケースも多く、長期的に安心して使えるのが大きいですね。

吊り戸棚の後付け費用を比較してみた

気になるのはやっぱり費用ですよね。

DIY自作、既製品の取り付け、オーダー家具の3パターンで比較してみました。

💰DIY自作の場合の費用目安

材料費と工具費だけなので、初期費用は一番安く抑えられます。

項目費用目安備考
材料費5,000円〜30,000円程度木材、金具、ネジ、塗料など
工具費0円〜50,000円程度電動ドライバー、のこぎり、水平器など(持っていない場合)

💰既製品+業者取り付けの場合の費用目安

既製品を購入してプロに取り付けてもらうパターンです。

項目費用目安備考
吊り戸棚本体価格30,000円〜150,000円程度メーカー、サイズ、機能(昇降式など)で変動
取り付け工事費20,000円〜50,000円程度壁の状況、作業の難易度で変動
合計50,000円〜200,000円程度

💰オーダー家具の場合の費用目安

設計から施工までプロに一貫して依頼するパターンです。

費用は一番高くなりますが、その分、安全性・機能性・デザイン性は最高レベルを期待できます。

項目費用目安備考
設計・製作・施工費200,000円〜500,000円程度サイズ、素材、デザイン、機能、設置状況で変動

ミリ単位のサイズ調整、既存キッチンに合わせた素材選び、自由な棚板設計が全部できます。

長期的な満足度や安全性を考えると、コスパが高い選択になることも多いんですよね。

コストだけで判断しない選び方のコツ

初期費用だけで「DIYが一番安い」と飛びつくのは危険です。

失敗による材料の無駄、壁の修復費用、安全性への懸念。見えないコストがかなりあります。

大事なのは初期費用だけでなく、長期的な「安心感」「満足度」「安全性」です。

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オーダー家具で吊り戸棚を後付けする流れ

オーダー家具の場合、DIYや既製品とは流れがだいぶ違います。

専門業者との打ち合わせ→製作→プロ施工という段階を踏みます。

🕵️現地調査と採寸

まず専門の担当者が自宅に来て、設置場所のキッチンを詳しく調べます。

正確な採寸と設置環境の把握は、後々のトラブルを防ぐために欠かせません。

収納したいものの種類もこの段階でヒアリングしてもらえるので、具体的なイメージを共有できます。

🗣️デザイン・仕様の打ち合わせ

現地調査の結果をもとに、デザインと仕様を詰めていきます。

素材の種類、カラー、扉の開き方、取っ手のデザイン、棚板の枚数や高さ、オプション機能の有無まで、細かく決められます。

多くの業者では3Dパースや詳細な図面を出してくれるので、完成イメージを視覚的に確認できるのが安心です。

👷製作・納品・取り付け工事

仕様と見積もりに合意したら、専門工場で製作がスタートします。

製作完了後、調整した納品日に合わせて搬入。

プロの職人が採寸に基づいて正確に水平を取り、壁の下地へ確実に固定します。

取り付け完了後にお客さん立ち会いで最終確認し、問題がなければ引き渡しです。

まとめ

キッチンの吊り戸棚後付けは、DIYだと強度不足や落下事故のリスクが大きすぎます。

既製品もサイズやデザインのミスマッチが起きやすい。

安全で、使いやすくて、見た目にも満足できる方法を選ぶなら、プロによるオーダー家具が間違いないと思います。

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