岐阜県関市にオープンした「せきてらす」に、ワゴンとテーブルを納品いたしました。
ものづくりの町として知られる岐阜県関市に、3月22日、複合施設「せきてらす」がグランドオープンしました。
今回、関市の地域産業をより盛り上げるため、私たちも地域企業としてワゴンとテーブルの製作をご協力させていただきました。
話題の新スポット「せきてらす」とはどんな施設なのか、ご紹介いたします。
「せきてらす」とは?
関市が推進する「自然と文化の散策回廊」がコンセプトの「刃物ミュージアム回廊プロジェクト」の一環で、「知って、遊んで、関わりあおう」をキャッチコピーに、関市の産業・観光発展や市民交流を目的として誕生した複合施設です。
「関市」の「せき」と歴史・伝統・文化・未来を「照らす」。
そして「Terrace(テラス)」のように憩い集う場所を表す意味が込められた「せきてらす」という名前の通り、関のヒト・モノ・コト、そして関を訪れたヒトが集い、体験・交流を楽しめます。
刃物はもちろん、体験からつながりが生まれ、交流・行動の輪がひろがる。関市の新たな魅力が発見できる新スポットです。
「せきてらす」の魅力
施設は「せきのまどぐち」として、観光案内所や刃物工房、多目的ホール、会議室、などを完備。
今回は”3つの出会い”の視点から「せきてらす」の魅力をお伝えします。
● ヒトと出会う。
地域のコミュニティスペースとして、だれでも利用可能なカフェスペースや、80人が収容できる多目的ホール。
「テラス」の名の通り、せきてらす内の窓は全面開閉が可能。天気の良い時には、開放的なスペースでゆったりとした時間を過ごせます。
多目的ホールには公募で選ばれた1,000人で創ったシャインカービングアート「一関二鳥」があり、撮影スポットにもなっています。
●モノ・コトと出会う。
併設された刃物会館には地域の特色ある様々な特産物を集め、「関の刃物 直売所」としてハサミや包丁などが購入できます。
また、刃物に慣れ親しむために料理実習やクラフト体験ができます。
3月20日、21日にはオープニングイベントが開催され、地域の特産物の販売なども行われました。
今後、料理が好きな方にはもちろん、親子で楽しめるイベントやマルシェの出店も予定されているそうなので、ご家族での利用もおすすめです。
●情報と出会う。
関市といえば「モネの池」や「寺尾ケ原千本桜公園のお花見」などが有名。
観光案内所では、市内の観光地や名所、各種イベントなどをご紹介。
関市の歴史や産業の「いま」に触れることで、まだ知らない関市の魅力と出会うことができます。
「せきてらす」への協力。
このせきてらすのオープンには地元企業が協力しています。
今回、関市に拠点を構える株式会社杉山製作所から、同じく関市に自社工場を持つ私たちのことを、ご紹介いただいた事がきっかけで参加させていただきました。
株式会社杉山製作所は鉄製品の加工に50年以上の歴史があり、無骨な鉄を使ったおしゃれなデザインのイスやテーブル、インテリア小物などを制作されています。
その杉山製作所様が制作した鉄の脚を使ったテーブルの天板と、4種類のキャスター付きワゴンを私たちは製作いたしました。
多目的ホールで使用する「ミニ図書ワゴン」「オフィスワゴン」「ドリンクワゴン」「ワークショップワゴン」はイベントに合わせて配置を変えたり、用途に合わせてフレキシブルに活用されます。
幅広い世代の方が利用される施設の設備なので、使いやすく、安心・安全に利用していただけるように気を配り製作いたしました。
是非、お近くにお越しの際には、ものづくりの町、関の魅力を体験できる「せきてらす」に立ち寄ってみてください。
【 施設情報 】
刃物ミュージアム回廊「せきてらす」
住所:岐阜県関市平和通4-12-1
営業時間:9時00分~17時00分
HP: https://seki-no-mado.jp/sekiterrace
問い合わせ先:0575-23-6726
定休日:毎週火曜日
駐車場:有
※各施設にて貸し切り予約が入っている場合は利用できないので注意。
予約状況に関しては直接お問い合わせください。