収納ラボ

− 壁面収納・オーダー家具 −

壁面収納の耐震性

壁面収納の耐震性-1

壁面収納の耐震性は、住生活者の安全にとって非常に重要な要素です。
兵庫県より、阪神淡路大震災で亡くなった方の死亡原因が発表されています。この資料によると、死亡原因の83.7%が圧死、窒息死となっています。

一見すると、建物の倒壊によるものだと思われがちですが、実際は建物の倒壊による死亡は全体の17%にすぎません。つまり大半の方が他の原因による圧迫、窒息によって亡くなっています。

実は、その理由の大部分が壁面収納の転倒によるものなのです。震度6ともなると、固定をしていない壁面収納は転倒するだけでなく、部屋中を飛び回ります。それが、非常に甚大な被害をもたらすのです。

市販の壁面収納をご自身で購入設置し、市販の耐震グッズで壁面収納を固定するとしても、壁面内側の建築躯体の下地がある部分をセンサー等で探して壁面収納と確実に固定する必要があります。これは、建築構造の知識がないと確実に行うことは非常に難しい作業です。

しかし、各家庭を見させていただくと、天井の下地がない部分と壁面収納を突っ張って固定していたり、建築下地のない部分の石膏ボードと壁面収納をビスで固定していたりと、不完全な対策で終わってしまっている状況を多々見受けます。これは非常に危険な状況であり、いざ大規模な地震が発生した時に甚大な被害になりかねません。


壁面収納の耐震性-2

壁面収納の耐震についての取り組み

収納ラボでは、こうした壁面収納の地震による被害を防ぐことは、壁面収納を製造するメーカー
としての私たちの使命と捉え、この耐震に対しては特に力を入れて取り組んでいます。

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壁面収納の耐震性-3

壁面収納の独自固定技術

壁面収納を固定設置する状況は、マンション・一戸建て、分譲・賃貸、木造、コンクリート造など様々です。私たちは、そういったあらゆる構造体、壁面に対して確実に壁面収納の固定が可能な独自のノウハウを確立しています。また、多様な壁面収納の固定実験を繰り返し行い、更に安全性の高い固定技術の開発を進めています。


壁面収納の耐震性-4

天井高いっぱいの壁面収納

壁面収納の高さを天井いっぱいまでサイズでオーダーできることにより、物理的につっかえて転倒を防ぐことができます。既製品の壁面収納では、上部と天井との間に空間が空いてしまい、どうしても壁面収納が転倒し易くなってしまいます。天井いっぱいの壁面収納に壁面への強固な固定を併せる事で、二重の対策がなされる事になります。


壁面収納の耐震性-5

高所の扉に耐震ラッチ

壁面収納の地震被害で多いのが、地震により扉が開いて収納物が飛び出す被害です。食器等が飛び出し、割れて飛散しする事で、キッチン等で裸足で家事をしていると逃げ遅れて地震被害が拡大します。こうした状況を防ぐため、弊社では地震を感知して壁面収納の扉をロックすることで収納物の飛び出しを防止する「耐震ラッチ」を標準採用しています。


壁面収納の耐震性-6

壁面収納による建築物耐震補強の研究

地震被害で最も多い壁面収納の倒壊。私たちはどのように壁面収納自体の強度を保ち、どういった建築躯体にどのように固定したらより耐震強度が得られるのか。更に、建築物の壁面全面に設置した壁面収納が、建築躯体の耐震強度を高める事ができないのか。壁面収納による建築躯体自体の耐震補強の可能性を考え、壁面収納が建築物自体の倒壊を防ぎ、居住者の安全につなげる研究を、この分野の有識者の方々と共に進めています。

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